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幌別駅前のオブジェ

2009年03月21日 幌別駅前のオブジェ

オブジェ全景先日のこのブログで触れた、幌別駅前のオブジェの写真を撮ってきました。

知里幸恵、真志保さん姉弟に関するその記事で、私は次のように記述しました。

登別市のJR幌別駅前には、「銀の滴(しずく)降る降るまはりに、金の滴降る降るまはりに」で始まる、「梟(ふくろう)の神の自ら歌つた謡」をモチーフにしたオブジェがあります。

それは、写真で見られるように、中央の二つのオブジェがいかにも滴(しずく)型で、金色はないけれど、「銀の滴」「金の滴」を表すように見えるからです。その上に掛かる二本のアーチは「まはり」を表し、一本の樹木は「梟の神」の存在を象徴的に表すのであろうと思えたからです。

しかし、どうも私のその解釈は、制作者の意図とは違っていたようです。

銘板これが、そのオブジェの傍らに設置された銘板です。制作者の伊藤隆道氏は、このオブジェを「未来・はじまる」と名付け、未来を象徴させる「2本の虹」「2個の卵」「1本の樹」であるとしています。

この駅前が整備され、このオブジェができあがったのは2001年のようです。このオブジェの意味が、私には当初、理解できなかった記憶があります。それを「銀の滴、金の滴」と理解するようになったのは、誰かのその解釈を聞いてなるほどと納得してからのような記憶があるのですが、定かではありません。

ともかく、前回のブログの記事を書いてから、あれこれ調べたのですが、伊藤隆道氏のこのオブジェを、『アイヌ神謡集』の冒頭の詩句に関連づけた解説、解釈は見あたりませんでした。私がなぜそう思いこむようになったか、自分でも不思議です。

ある作品の一つの解釈が、制作者の意図と違っていることは、あり得ることで、悪いことではありません。それこそが、作品の持つ幅や奥行き、ふくらみでもあるからです。しかし、それが、制作者が明確に述べている制作意図と違っていることは、一応、念頭に置いておく必要があるでしょう。

ということで、ここにご報告しておきます。

追記:

後日、別の角度からの写真も掲載しました。なお、滴(しずく)のように見える「2個の卵」は、当初は電動で回転して、周囲をぐるりと映し出していたのですが、最近はずっと静止しているようです。

n-25592543 at 23:59 | この記事のURL | |