愛の旅人
2008年08月20日 愛の旅人
『ハリー・ポッター』最終巻を読み終えてから、楽しみがなくなり、困っています。
そこで、思い出して、読んだのが、これです。少し前に買っておいた『愛の旅人�掘戞閉�日新聞出版）です。以前に紹介した同書�機↓兇梁格圓任后Ｄ�日新聞の土曜版「be」に2005年4月から2008年3月にかけて連載された150本の記事の内、3年目に掲載されたものの中から、さらに21本を選んで単行本化したものです。これが最終巻になるようで、まだたくさん記事があったのに、残念です。
それはともかく、一話完結型で、下の目次写真でも分かるように、多岐にわたるテーマで、新知識あり、再確認知識ありで、気楽な読み物としてお勧めです。
もちろん、雑学以上に、公務員試験に関係する項目もあり、例えば歴史・文学項目としては、泉鏡花、和泉式部、マリー・アントワネット、カフカ、O.ヘンリー、チェ・ゲバラなどが取り上げられています。
私としては、清国のラスト・エンペラーにして、満州国皇帝だった溥儀（ふぎ）の姪、愛新覚羅慧生（あいしんかくら・えいせい）の心中事件を取り上げた回と、映画『卒業』のベンとエレーンを取り上げた回とが、連載時も、今回読んだ時も、強く印象に残りました。
それにしても、また次の読み物を探さなければ……。
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