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カムイヌプリは氷河の夢を見るか?

2008年02月03日 カムイヌプリは氷河の夢を見るか?

カムイヌプリ午後の散歩の途中、カムイヌプリ(標高750.1m)がきれいに見えたので、写真を撮ってきました。右下に一部校舎が見えているのがホロベーツ魔法学校、じゃない、幌別西小学校です。手前の雪原は牧草地です。私有地ですから、当然、無断で入ってはいけないのですが、人跡未踏の地に自分の足跡を付ける、という誘惑に負けた人が何人かいたようです。

常々、カムイヌプリの山容を眺めていると、これは大昔、氷河を抱えていた山ではないか、と思います。山の左手(南)にも、右手前(東)にも、小型のカール(圏谷)らしき地形が見えます。明らかなホルン(尖峰)こそないものの、浅いU字谷が幌別川の源流を形成しているようです。幌別川をさかのぼって鉱山町に行く途中には、川床がガレキ状になっていて、これはモレーン(屑石)ではないか、とも思います。

グーグルなどのマップを見ても、写真では見えない左手奥の方に、いくつか小規模なカールらしき地形が並んでいるのが確かめられます。

以前のブログでも触れたこの見立ては、本当かどうか、専門家が調査しないと分からないでしょう。しかし、こうして実際の地形を眺めて、あれこれ勉強した地形を推測してみるのは楽しいものです。それは、実地の勉強にもなります。

皆さんも、乗り物で移動するときには、車窓から遠くを眺めてみてください。周囲の地形や風景に、思い当たる学習項目がきっとありますよ。

n-25592543 at 16:30 | この記事のURL | |