公務員学科(公務員 専門学校)

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高校の卒業式

2007年03月01日 高校の卒業式

公立の高校を中心に、全国のほとんどの高校で一斉に卒業式が行われました。

卒業式筆者もある高校の卒業式に、卒業生の親として参列しました。式典そのものはほぼ形式的に終始しましたが、壇上の話し手のいくつかの言葉には、私にもそれなりの感慨がありました。

教室に入り、先生のお話が少しあり、卒業証書が個々に手渡されました。そこまでは通常の卒業式の教室風景でしたが、その後、生徒全員から先生に突然の贈り物がありました。先生は大変に驚かれた様子でしたが、それにプリントされていたクラス写真と言葉(後で聞くと、二年次の学校祭でクラスTシャツにプリントされた言葉が使われていたそうです)が先生の心の琴線に触れたらしく、「ちょっと待ってくれ」とハンカチを取り出されたのには、教室中に笑いが広がりました。

そして、これも予想外の展開でしたが、生徒が1人1人前に出て、先生に一輪ずつ感謝の花束を贈ることになりました。生徒全員が思い思いに、先生と握手をしたり言葉を交わしたり一緒にピースサインで写真を撮ったりして進行していきました。先生は、最後の方では両腕一杯にたくさんの花束を抱えるようになりましたが、先生も、生徒も、保護者の間にも、頬笑みと涙で一杯の、素晴らしい卒業式になりました。

若いけれど生徒に信望の厚い先生であると聞いていましたが、その時も生徒達の企画をとおし、先生と生徒との心の通い合いがうかがうことができ、私も胸が熱くなりました。

先生は、「自分でも何を話しているか分からなくなった」と言ったりしながら、最後に、式典での同窓会代表の方の話に触れて、「今後何があろうとも、命は大切にしてくれ。いつでも相談に乗る」とおっしゃいました。

先生は「まとめはありません」と、教室での話を終えられましたが、このブログではまとめる必要があります。

行政学科は当然、公務員になることを目指す学科です。そして、公務員は、世のため、社会のために役立つ必要があります。しかし、先生の話に含意されるように、現在の日本では、残念ながら、命が尊重されていない、大切にされているとは言い難いところがあります。他にも、向上心を持って改善すべきところが、まだまだたくさんあります。だからこそ、公務員には、社会的な使命感を持つ人が、なってほしいのです。

そういう人は、ぜひ、行政学科に来たれ。ぜひ、公務員を目指してください。

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