「世界の警察官」
2006年09月14日 「世界の警察官」
9月の公務員受験シーズンもいよいよ後半第3弾目にさしかかってきました。
今週末は、16日(土)は自衛隊の曹候補士と一般曹候補学生の採用試験、翌17日(日)は、北海道警察とほとんどの道内市町村の採用試験があります。該当する職種志望の学生は両日ともどちらかを選ばねばなりません。特に公安系をめざす学生にとっては、曹候補士と一般曹候補学生、消防官と警察官のどちらかを選択して申し込むというジレンマもありました。クラスでは、10日(日)の郵政公社に続けて、地元に戻って受験する学生もいます。ということで、今週末が今シーズンの公務員試験のヤマ場と言えるかもしれません。
ところで、先日、「スーパーマン・リターンズ」を見てきました。前半、墜落しかけたジャンボ機を球場のど真ん中にソフト・ランディングさせ、「鋼鉄の男」が帰ってきたと観客の拍手を浴びるシーンでは、思わず胸が熱くなってしまいました。
前シリーズにスムーズにつながるよう製作された今シリーズで特に嬉しいのは、新人ブランドン・ラウスが、前シリーズ主役のクリストファー・リーブに良く似ていることです。しかし、C.リーブの方が容貌・容姿共にはるかに端正でした。エンドロールで「C.リーブ夫妻に捧げる」と献辞が出てきたとき、彼の悲劇的な運命を改めて思い、粛然としました。
さて、上の映画パンフレットにアメコミ翻訳家の石川裕人氏は、「(アメリカ人の)善意の象徴がスーパーマン」だと書いています。確かに、アメリカ人の言動の根底には、「(ボランティアで)世界を救う」、「世界の警察官」を任じるスーパーマン志向があるのかもしれません。スーパーマンは、銀行強盗や交通クラッシュなどの生活レベルの問題には圧倒的な力を発揮します。テロリズムにしても、歴史的・政治的問題の解決は無理でしょうが、レックス・ルーサーのような巨悪と直接対決し、市民生活の安全と安心を確保してくれるのです。
そう考えると、我々が警察官に期待するのも、生活レベルにおける、その種の正義の遂行といえるでしょう。行政学科の学生の中から、スーパーマンのような警察官が出現するのを期待しています。…とまとめると、こじつけ過ぎかな?
警察官ものビデオは無数にありますが、行政学科所有も含め思いつくものを少し上げておきます。
- 「踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ」(日本2003年)織田裕二ほか
- 「シュリ」(韓国1999年)ハン・ソッキュほか
- 「踊る大捜査線 THE MOVIE」(日本1998年)織田裕二ほか
- 「刑事ジョンブック 目撃者」(アメリカ1985年)ハリソン・フォードほか
いずれも手堅い日本の警察の現実とは相当に違うと思いますが、このうち「踊る大捜査線」シリーズは、ひと頃の面接練習や作文などで「警察官を志望するきっかけになった」とする学生が多く見受けられました。きっかけはそれで良いとして、しっかり肉付けをして志望動機にまで高めていく必要があります。
次に、消防官ものも上げておきます。
- 「オーロラの彼方へ」(アメリカ2000年)デニス・クエイドほか
- 「バックドラフト」(アメリカ1991年)カート・ラッセルほか
- 「タワーリング・インフェルノ」(アメリカ1974年)スティーブ・マックィーンほか
1は消防士の父親と警察官の息子との時を隔てた愛情物語で、佳品です。2は、消防士ものの定番で、消防士の活動を総合的に描いています。火の美しさが妖しく映像化されています。3は高層ビルの火災の恐怖を描いた古典的映画です。
公安系の仕事に特に必要な資質は、運動能力や正義感以外に、勇気(出る勇気、引く勇気)や判断力、チームワークなどが一般的に挙げられるでしょう。命を捨ててもいい、惜しくないなどという蛮勇は、望まれるはずもありません。
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