2006年07月06日 室蘭市インターンシップ２
ひどい雨でしたが、２日目の室蘭市インターンシップ（職業体験）を見てきました。今日は行政事務系の部署です。
室蘭市海岸町にある市民活動センターです。港湾部庁舎の１階です。室蘭の旧市街近くに位置し、市民活動の支援をするには絶好の場所です。
新聞記事のコピーをする２年生のM君。市民活動に関する記事をチェックしていました。
主幹のKさんにお話を伺いました。M君は昨日はセンター来訪者の茶碗を洗ってくれたりし、驚いたそうです。私も到着後まずお茶を入れてもらって、感激しました。
昨日は青少年科学館の見学もあったようで、地元出身のM君も、展示内容だけではなく、展示方法、内装など全面的に変わっていることに驚いたそうです。
今日は、午後、職員の研修に入れてもらえるようです。
中央が仕事中のM君です。
奥では何か市民活動の打ち合わせが始まっていました。工学院の講師の方（行政学科でも特別講義をお願いしている室蘭市議の青山剛先生）も来られていました。
…というところで、辞去しました。少しお仕事のじゃまをしたようで、すみません。
次は、御崎町にある環境対策課におじゃましました。
１年生のT君は、河川の水質調査に同行して外出しているそうで、会えませんでした。課長さんに少しお話を伺いましたが、昨日は、レクチャー後、アスベスト除去処理現場と、苦情処理を見学させていただいたようです。
ということで、２カ所の現場でのお話は、私にも非常に参考になりました。明日１日、またよろしくお願いいたします。参加学生も頑張ってください。
〈追記〉 その後、T君が実習中の写真を持ち帰ってくれたので、以下に紹介します。
雨水のpHの測定中のT君。
風向、風速、粉塵のデータ入力中のT君。
環境対策課の皆さん、本当にどうもありがとうございました。
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2006年07月05日 室蘭市インターンシップ
インターンシップ（職業体験）の第２弾。室蘭市のインターンシップが始まりました。７月５日（水）・６日（木）・７日（金）の３日間で、２年生１人、１年生３人の４人が参加します。
今日、私が見に行けたのは室蘭市消防本部でした。あいにくの曇り空でした。
（左写真はその全景です。）
室蘭市消防本部の体験に参加したのは１年生のＭ君、Ｈ君の２人です。
皆さんに紹介され、挨拶をした後、着替えです。貸してもらった服は「難燃性」の厚い生地の服で、重そうで、２人とも着替えるだけで汗をかいていました。実際の出動では、この上にさらに消防服を着るのだそうです。
いよいよ研修が始まりました。担当の消防司令の方の講義です。Ｍ君の出身高校の大先輩だそうです。
インターンシップ第１弾の恵庭市Ｏ君は１人でかなり緊張したようですが、今回は同級生が２人揃って研修を受けるので、少しばかり気楽です。
……というところで、退出してきました。ぜひ頑張ってください。
n-25592543 at 18:56 | この記事のURL | |
2006年07月03日 防衛庁�啓鏤邯海蘯�付始まる
９月第４日曜日に一次試験がある、防衛庁職員�啓鐚�験案内を、学生に配布しました。
受付は７月３日（月）から１９日（水）まで。
一次試験は９月２４日（日）。合格者に二次試験が通知され、最終合格者発表は１１月１７日（金）です。
一次試験が同日に予定されている北海道職員初級の受験案内も既に届いています（これは、１４日（金）に配布する予定です）。
同日指定の防�靴汎賛Δ如△匹舛蕕�を選択して受験ということになり、迷うところです。結論が出ない人はとりあえず両方を申し込んでおきましょう。
n-25592543 at 16:32 | この記事のURL | |
2006年06月28日 特別講演「行政書士になるには」
行政学科では、外部の方をお招きし、時々「特別講義」「特別講演」を催しています。
６月２８日(水)
は、１時限目に、「行政書士になるには」というタイトルで、高橋國夫さんから講演をしていただきました。高橋さんは北海道行政書士会室蘭支部の支部長です。
参加学生は、行政学科１、２年生と他学科の公務員の受験希望者、合わせて７０余名でした。皆、熱心に聞き入り、講演後には質問も出ていました。
お話は、主な仕事の内容とその見通し、行政書士試験についてなどでした。行政書士になるには試験に受かるのはもちろんですが、弁護士、公認会計士、税理士がその資格を認定されるほかに、行政事務系公務員として１７年以上勤務すると自動的に取得できるというお話もありました。
また、かつて文字の書けない人の「代書人」的な立場から始まったこの仕事は、仕事内容が紙による申請から電子申請に移行しつつあり、現在は、パソコンの使える行政書士の必要性が増えているそうです。これは、財政の引き締めで「大きな政府」から「小さな政府」へと変わりつつあること、さらに将来的には「電子政府」になるだろうとの予想があることに関係しているそうです。その一方で、パソコンの使える人と使えない人との格差（ITデバイド）が広がっていくだろうという見通しもあり、この面からも、パソコンの使える行政書士の役割が増えていくそうです。
教員としても、この高橋先生の講演をお聞きし、「パソコンの使える行政書士」という点では、入学者全員にパソコンを配布し、授業に活用している当校の行政学科の有利さを、あらためて認識することができました。
n-25592543 at 18:0 | この記事のURL | |
2006年06月21日 恵庭市インターンシップ
行政学科では、インターンシップ(職業体験)を公務員受験指導の重要な柱の１つと位置づけています。
今年もその第一陣として、６月１２日(月)・１３日(火)に恵庭市の消防本部に、１年生のＯ君が行ってきました。
（写真は恵庭市消防本部。同市のホームページより)
Ｏ君は恵庭市内の実家から２日間通って、各種の講習や「防火衣着装」「放水訓練」「レスキュー体験」などの訓練体験をさせていただき、「普通救命士」の資格をもらって、工学院に戻ってきました。かなり緊張はしたようですが、意欲と責任感など高い評価をいただきました。この経験は、Ｏ君の今後の公務員受験に有形無形に生かされていくでしょう。
本来の業務でご多忙の中、お手配くださった恵庭市の職員課の皆さん、直接ご指導くださった消防本部の皆さん、ありがとうございました。
左の写真は今回のＯ君のインターンシップ「実施記録票」「評価票」。中央下の白いカードが「普通救命士」の資格証である「講習修了証」です。
行政学科では、ほかの市町村にもインターンシップの受け入れをお願いしています。その動きは折に触れここでお知らせする予定です。
n-25592543 at 17:0 | この記事のURL | |
2006年06月20日 国家�啓鐚�験を申し込む
いよいよ国家�啓鏤邯海凌修傾�みです。
やはり、１時限の「公務員概論」で受験案内を配布しました。住所が、受験票送付、合格通知書、採用面接の連絡先として確実に連絡の取れるところということを確認しましたが、先日の郵政でだいたいの記入方法は確認しているので、今回はスムーズに進行しました。
今年の国家�啓錣諒臀犬蓮�各試験種目の配点比率が変わりました。また、作文試験の時間が５分延長され、５０分になりました。一方、技術職では今年は機械や土木の募集がないということです。これは、かつて、文化教養系でありながら、機械や土木の合格者を出したこともある行政学科としてはちょっと残念です。２年生で技術系で受ける準備をしていた学生もいたのですが。
受付は今日６月２０日から２７日までの１週間。一次試験日は、９月３日(日)。その合格者に二次試験日が個別に通知され、最終合格発表は１１月９日(木)です。
秋のメジャーな公務員試験の先陣を切って、９月の第一日曜日に行われるわけですが、この後、第二日曜日が郵政、第三日曜日が北海道警察と道内各市町村、第四日曜日が北海道職員初級と防衛庁�啓錣函∀�続的にあり、その合間合間にほかの各種公務員試験が挟まります。
行政学科では、基本的に受けられるメジャーな試験は全部を受けなさい、という指導をしています。それぞれ第１希望はあるでしょうが、大学受験で言う「滑り止め」の感覚ですね。まず公務員になりたいのなら、ぜひそうすべきです。選ぶのは、受かってから考えましょう。
n-25592543 at 17:0 | この記事のURL | |
2006年06月18日 オープンキャンパス
３月に引き続き、
オープンキャンパスが行われました。
行政学科でも高校生を迎え、新学習法マインドマップの紹介をかねて、世界史と日本史のごく基本的な事項をまとめてみました。また、高校生活を振り返る作文も、簡単なまとめ方を指導しました。
いずれもパソコンを用いての模擬授業、学習で、行政学科を理解する上で、また公務員受験の対策法として、かなり参考になったのではないでしょうか。
今回も、前日準備をしてくれた在校生のＫ君と、新たにＳ君が手伝ってくれました。
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2006年06月17日 オープンキャンパス準備
明日はオープンキャンパスです。
行政学科でも、当日手伝ってくれるK君とS君に、手描きのマインドマップのサンプルを書いてもらいました。
S君は、K君と同じ高校出身です。高校３年の時にK君と偶然、同じ日に一緒に体験入学に参加して、行政学科に進学してきました。
明日は、二人で協力してくれる予定です。
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2006年06月13日 『ダ・ヴィンチ・コード』と公務員試験
『ダ・ヴィンチ・コード』の映画を見ました。
その前に本も読みました。読み始めた時にクラスで話題にしたら、もう読んだ学生がいて、私は「ロバート・ラングドン！」と合い言葉のように叫んでしまいました。最初は毎晩、寝る前に少しずつ読み出したのですが、原作は24時間ノンストップ・ミステリ。結局、読む方もノンストップ読書になってしまいました。
（写真、下方は角川書店刊の原作本上下。上方は映画のパンフ）
そもそも、暗号解読は、公務員試験の判断推理の分野で必出です。レオナルド・ダ・ヴィンチは、文芸の分野で必出です。当然、キリストや聖書、スコラ哲学、十字軍、カトリック教会なども倫理思想や世界史などに必出です。だから、だから、公務員志望者は、この作品を読んでおく必要があります！ 本を読めば、映画を見れば、一挙両得以上、何得にもなるはず……なーんていうのは冗談ですが、気分転換と少しばかりの知的収穫を兼ねて、まだ読んでいない公務員受験者にお勧めします。
「読んでから見るか、見てから読むか」ということなら、断然、「読んでから見る」べきです。暗号解読の経過は圧倒的に本の方が分かりやすく、映画は説明不足です。そして、本では分かりにくかったサン・シュルピス教会や、テンプル教会、ロスリン礼拝堂などの映像を、映画でたっぷり楽しみましょう。
映画では役者の顔ぶれも楽しめます。トム・ハンクスについては、行政学科では現代アメリカ史の一環として『フォレスト・ガンプ』を資料を配って説明する時もあります。他に『X−メン』または『ロード・オブ・ザ・リング』のイアン・マッケラン、『スパイダーマン２』のアルフレッド・モリナなどなど。ジャン・レノも出ています。『アメリ』では馴染めなかったオドレイ・トトゥも、この作品ではかなり自然な演技です。ただし、原作本では描かれていた宗教象徴学者と暗号解読官の恋愛感情は、映画では皆無。主役二人の持ち味が適さなかったのでしょう。
さて、私はアナグラムぐらいは知っていましたが、作中の各種暗号の重要キーとなる「フィボナッチ数列」は知りませんでした。アーサー王物語はさまざまな授業で話すことがあり、その関係で聖杯伝説にも触れ、ついでに聖杯と聖槍のフロイト的な象徴性も言ったりするのですが、聖杯が特定の女性を示すという説は初めて知りました。それに、「∧」や「∨」が「△」と「▽」に、それがさらにダビデの星に結びつけられていくという記号的な解釈展開も、私には新知識の連続でした。最大の驚きは、下巻の口絵を見ながら「最後の晩餐」の絵解きを読んだ時で、……しかし、これはぜひ本や映画で、じかに体験してください。学問的に疑問の説が多いようですが、知的なスリルを味わえるのは確かです。
最後に、私も日本語で何かのアナグラムを作れないかと思いましたが、「次、西洋画家」「うっせいよ、鍵が」ぐらい。根気と時間が必要ですね。
そうそう、言葉遊びといえば、簡単なのが「回文」です。「ひらけ！ポンキッキ」で、「ことばのマジック しってるかい？」で始まる「かいぶん21めんそう」の歌もありましたから、分かる人が多いのではないでしょうか。回文は英語（palindrome）でも、エデンの園でアダムがイヴに声をかけたときの言葉、"Madam, I'm Adam"、それに対するイヴの返事の"Eve"など古典的な例があります。日本語の古典的例としては「竹やぶ焼けた」「私負けましたわ」などがあります。ネットで探すと、「肉の多い大乃国」「お菓子が好き好きスガシカオ」などの新作ものがありました。
本当に最後は、公務員試験の古文では絶対的な出題頻度がある吉田兼好『徒然草』です。その第62段に有名な暗号歌（？）があります。
「二つ文字牛の角文字すぐな文字ゆがみ文字とぞ君はおぼゆる」
ここでいう「二つ文字」「牛の角（つの）文字」「す(直)ぐな文字」「ゆがみ文字」は、それぞれどんな平仮名一字ずつを指すでしょうか？古語辞典にも出ているのですぐに分かりますが、まず独力で考えてみましょう。
さあ、長くなりました。そろそろ、おアトがよろしいようで。テケテンテケテンテケテンテン……。
n-25592543 at 23:0 | この記事のURL | |
2006年06月09日 世界史のお勉強ビデオ
今日は午後から２年生の合同企業説明会が体育館であり、その関係で行政学科は１、２年一緒に、世界史のお勉強ビデオを見ました。
映像ではバロック様式の代表的な建築物であるヴェルサイユ宮殿もフランス式と称される庭園もふんだんに紹介されていました。ルイ１４世が重商主義で、好戦的で、贅沢好きな絶対君主だったということも良く分かりました。
２年生の教室はビデオを見るのには明るすぎるので、１年生の教室から暗幕をはずして持って行ったのですが、この日は雨で照明を落とすと室内はかなり暗く、結局、暗幕なしでも鮮明に映像を見ることができました。
（雨がそぼ降る構内中庭の映像を半分入れてみました。３階の行政学科１年生のホームルーム窓から撮影。中央右側の黒緑のカーテンが、結局使わなかった暗幕です。）
n-25592543 at 17:0 | この記事のURL | |
2006年05月30日 郵政一般職に応募する
とうとう、メジャーな公務員の受験案内を配るときが来ました。
１時限の「公務員概論」で配布し、試験地、勤務希望地などを確認しながら、申込書を記入(下書き)しました。
郵政一般職は、今年は内務区分の募集のみ実施されます。
受験申し込みの受付は６月１日から１５日まで。一次試験日は９月１０日(日)。その合格者に対し二次試験日が個別に指定され、最終合格者は１１月２４日に発表されます。
郵政公社は、平成１９年１０月の民営化を控えています。しかし、民営後も、ＪＲと同じくきわめて公共的な業務を担うことに違いはありません。また、警察や消防などと同様、一般市民に非常に身近な職場なので、仕事内容が明確で、親しみが感じられます。高校時代に郵便局でアルバイトをしたことのある人も、毎年多くいます。
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